2月からANAマイラーとなり、早2ヶ月が経とうとしていますが、私のメインカードは実はJALカードです。
以前はJALマイルを貯めていたため、今もそのまま使っているのですが、そろそろANAマイルを貯めるメインカードを本気で決めようと思い立ちました。
いろいろ調べてみると、「最強の還元率!」とか「最強カード!」とかよく見ますが、カードの使い方は人それぞれであり、必ずしも最強カードが自分にとって「最適」であるとは限りません。
そこで、いくつかの候補の中から自分にとってどのカードが「最適」なのか?考えてみることにしました。
今回の検討対象は「ANA VISA ワイドゴールドカード」です。
よく最強と言われるカードですね。私の中でも最有力候補です。
なお、現時点でANAマイラーの最強カードは「ソラチカカード」一択ですが、
今回はソラチカルートとは別に、カード決済分で貯める場合を考えます。
カード選定の条件
まず、カードを選定して試算するために、自分の利用ケースにあてはめて条件を決めることにしました。以下が設定した条件です。
- 年間決済額は300万円。
- 家族カードもほしい。
- 三井住友カード系はマイ・ペイすリボを使う。
- 年会費、マイル移行手数料も考慮しておトクなカードがいい。
1については、昨年のJALの獲得マイル数が大体30,000マイルだったので、逆算して決済額を出しました。
2は奥さんもカード使うので、家族カードありの場合で試算します。
3は三井住友カード系は、獲得マイル数が増え、年会費も安くなる、マイ・ペイすリボを使う前提で試算します。
4は当たり前ですが、獲得マイル数だけでなく、年会費とマイル移行手数料というコストも考慮して、おトクなカードを見極めます。
ANA VISA ワイドゴールドカードの獲得マイル数
では、まず最強の還元率と名高い、ANA VISA ワイドゴールドカードについて獲得マイル数を試算します。
まず、ANA VISA ワイドゴールドカードでは1,000円の決済につき1ポイントのポイントがもらえます。そして、獲得したポイントは1ポイント10マイルでANAマイルに交換できます。1,000円で10マイルなので還元率1%ですね。
つまり、年間決済額が300万円の場合は、300万円 × 1% = 30,000マイル獲得できます。
また、三井住友系のカードはマイ・ペイすリボというリボ払いのサービスを使うと、通常のポイントとは別に、ボーナスポイントももらえます。(リボ払いの手数料が発生した場合のみ)
ボーナスポイントは通常のポイントと同じように、1,000円につき1ポイントもらえるので、300万円決済すると、もらえるボーナスポイントは3,000ポイントになります。
ボーナスポイントは1ポイント3マイルでANAマイルに交換できますが、Gポイントを使った交換の方がレートが高いため、そちらの交換ルートを使います。
Gポイント→メトロポイント→ANAマイルのルートを使うことで、ボーナスポイント3,000ptは、13,320マイルになります。
さらに!ANA VISA ワイドゴールドカードは年間決済額に応じて、さらにボーナスポイントがもらえます。
今回は、前年も今年も300万円決済するとし、ステージV3で試算します。
50万円で300ポイントなので、300万円だと、1,800ポイントになります。
同じようにGポイント経由で交換すると、1,800ポイントは8,010マイルになります。
これで、決済分についてのマイルの試算は完了ですが、ANA VISA ワイドゴールドカードは継続時にボーナスマイルが2,000マイルもらえます。これも試算に入れます。
ご入会・ご継続で貯める│ANAカードで貯める│マイルを貯める│ANAマイレージクラブ
さぁ全ての試算が出揃いましたのでまとめると、年間300万円決済することで獲得できるマイルは、トータルで53,330マイルとなりました。
- 通常決済分で30,000マイル
- マイ・ペイすリボのボーナスポイントで13,320マイル
- 年間決済額に応じたボーナスポイントで8,010マイル
- 継続時のボーナスマイルで2,000マイル
ANA VISA ワイドゴールドカードの年間コスト
では、年間コストについてはどうでしょうか?
まず年会費ですが、ANA VISA ワイドゴールドカードは、Web明細+マイ・ペイすリボを利用することで、年会費が割引になり、本会員が9,500円+税、家族会員が2,500円+税になります。
ANAカード 年会費割引特典|クレジットカードの三井住友VISAカード
もう1つのコストとして、ポイントをマイルに交換するための移行手数料がありますが、ANA VISA ワイドゴールドカードはマイル移行手数料は無料です。
つまり、ANA VISAワイドゴールドカードの年間コストは12,000円+税となりました。
追記:2016年4月19日
年間コストにリボ払い手数料を含むのを忘れていました。
しかし、マイ・ペイすリボの場合、手数料が発生する残高を自分でコントロールでき、リボ払い手数料を毎月十数円に抑えることができます。
そのため、年間コストとしては考慮しないことにします。
まとめ
ANA VISA ワイドゴールドカードを自分のケースに当てはめた場合、年間の獲得マイル数は53,330マイル、年間コストは12,000円となりました。
年会費はそれなりにかかりますが、さすがゴールドだけあって、獲得できるマイルも多いですね。
まずは、最有力候補だったANA VISA ワイドゴールドカードの試算ができたので、次回以降、別のカードも同じように試算し、比べてみたいと思います。