今回はANAマイルの有効期限のお話。
先日、友人からこんなことを聞かれました。
「ANAマイルが20,000マイル近くあるんだけど、そろそろ有効期限が切れそうなんだよねー。なんか延ばす方法無い?」
え、延ばす方法なんてあるの?
早速Google先生に聞いてみたところ、いくつかの方法があることがわかりました。
ANAマイルの有効期限
そもそもANAマイルの有効期限って何年なのか?
ANAマイルの有効期限は3年です。
もう少し正確に言うと、マイル積算月から数えて3年後の月末に失効してしまいます。
特典航空券とかで毎年のようにマイル使っていれば、有効期限なんて気にすること無いと思ってたのですが、友人のように、意外とこういう方がいらっしゃることを知りました。
ANAマイルの有効期限を延ばす方法
さて、ではANAマイルの有効期限を延ばす方法を2つご紹介したいと思います。
友人を例にとって、以下が前提条件になります。
- 10,000マイル以上貯まっていること。
- クレジットカードのポイント等ではなく、すでにANAマイルに交換されていること。
1. 特典航空券を発券する
一番オーソドックスな方法でしょうか。
国内線の特典航空券の有効期限は発券から90日間です。
特典航空券は発券後に区間の変更はできませんが、日程の変更は可能なため、とりあえず発券して、後から日程を変更する、ということができます。
こうすることで、90日間の猶予が得られます。
国際線の場合の有効期限は、発券から1年間なので、さらに猶予がありますね。
よし、これを教えてあげようと思い、友人に伝えたところ、
「いや、そんなすぐに旅行なんて行く予定無いし…」
じゃあなんでマイル貯めてるんだよ!(笑)と心の中でツッコミつつ、
別の方法を探りました。
2. メトロポイントに交換してからまたANAマイルに戻す
特典航空券がダメならこの方法が良いかと思いました。
これは、ANAマイルからメトロポイントに一度交換し、再度メトロポイントからANAマイルに交換するという方法です。
この方法を使うと、再び有効期限が3年になり、有効期限を3年延長できることになります。
デメリットとしては、メトロポイント→ANAマイルの交換レートが90%であるため、マイルに戻すときに10%マイルが減ってしまいます。
ただ、10%の手数料で有効期限が3年延ばせると思えば、決して高く無いと思います。
なお、この方法を使うためにはソラチカカードが必要になります。
ソラチカカードを使うことで、メトロポイント→ANAマイルが90%のレートで交換可能です。
すごい方法を見つけた!と思い友人に伝えたところ、
「え、何ソラチカって?空が近いってこと?」
多分そうだけど!そこじゃない!(笑)
その後説明し、なんとなく理解してもらえた様子。
以下のソラチカカードの記事を読んで勉強してもらうことにしました。
まとめ
今回は友人のケース前提ですが、ANAマイルの有効期限の延ばし方を2つご紹介しました。自分の勉強にもなったネタを提供してくれた友人に感謝です。
- 特典航空券にすると、国内線なら90日、国際線なら1年有効期限が延ばせる。
- メトロポイントに一旦交換して、再度ANAマイルに戻すことで有効期限が3年延ばせる。