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いっしょにマイル割と特典航空券、マイルを使うならどっち?

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ANAには、同乗者がいる場合にマイルを使うことで、グループ全員がおトクに搭乗することができる「いっしょにマイル割」というサービスがあります。

マイルの使い道としてもっとも一般的なのは特典航空券だと思いますが、「いっしょにマイル割」と比べてどっちがおトクなマイルの使い道なのか?
ふと疑問に思ったので、考えてみました。

 

いっしょにマイル割とは?

その前に、「いっしょにマイル割」とは何なのか?ですが、
ANAマイレージ会員と同乗者、それぞれお得に飛行機に乗れるサービスで、以下のような特徴があります。

  • ANAマイレージ会員は、どの路線でも往復10,000マイル
  • 同行者は往復21,000〜36,000円
  • ANAマイレージ会員本人を含む2〜4名のグループで使える。
  • 使える期間は限られている。(2016年で本日以降だと、3/27〜10/29の期間。)
同乗者が現金を支払う必要がありますが、会員本人は特典航空券よりも少ないマイルで搭乗できることがメリットだと思います。
我が家でも過去に何度か使ってきましたが、なかなかお得なサービスだと思います。
詳しくはANAのサイトをご覧ください。

 

いっしょにマイル割と特典航空券でどっちにマイルを使うべき?

では、いっしょにマイル割と特典航空券で、どちらがマイルの使い道としておトクなのか?考えてみましょう。

まず、いっしょにマイル割と特典航空券の2つをそのまま比較しても、共通の尺度がないため、比較できないと考えました。
そこで以前に、マイルの価値は何円か?ということで、旅割75と特典航空券を比較してマイルの価値を考えたのですが、その方法を使うことにしました。

つまり、いっしょにマイル割も、旅割75を比較対象としてマイルの価値を出し、特典航空券の価値と比べてみることにしました。
ちなみに、旅割75と比較した場合の特典航空券の価値は1マイル=2.2円となりました。
 
さて、考え方が決まったので、計算をしてみます。条件は、2名で東京-福岡間を往復する場合、としました。
まず、いっしょにマイル割に必要なマイルと金額はどうかというと、東京-福岡は通常期の場合、同乗者は片道13,000円のため、2名で、10,000マイル+26,000円となります。

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つぎに、旅割75ですが、東京-福岡間を2名で往復する場合、以前の記事の26便の平均値を使うと、26,434円 × 2人 = 52,868円となります。
さらに言うと、特典航空券の場合は、12,000マイル × 2人 = 24,000マイルですね。これら3つは同じ価値と考えることができます。
 
さて、それぞれの数値が出揃ったところで、いったん図に整理してみました。 

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いっしょにマイル割と旅割75を比較した場合、いっしょにマイル割の10,000マイルと、旅割75の金額から26,000円を引いた残りの26,868円は等価であると考えられます。
そのため、いっしょにマイル割のマイルの価値は26,868円 / 10,000マイル = 約2.7円/マイルとなり、1マイル=2.7円という結果になりました。
特典航空券の場合はどうだったかと言うと、1マイル=2.2円でした。
 
つまり、旅割75を比較対象とした場合、特典航空券よりも、いっしょにマイル割で使う方がマイルの価値は高いため、いっしょにマイル割にマイルを使うべき、という結論になりました。
 
これまではマイルが足りれば、必ず特典航空券に使っていたので、私としては意外な結果となりました。
現金負担は痛いですが、マイルの使い道としては「いっしょにマイル割」、オススメです。


 

まとめ

ちょっと計算が複雑でわかりづらかったかもしれませんが、いっしょにマイル割と特典航空券のどちらがマイルの使い道としておトクか?と考えた結果、いっしょにマイル割の方がおトク、という結論になりました。

正直なところ、使えない程マイルが貯まっている人にとっては、特典航空券の一択しか無いと思いますが、どっちで使おうかな?と迷われている方は、いっしょにマイル割でおトクにマイルを使ってみてはいかがでしょうか?
 
 
 

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